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韓国与党議員、警察庁長に対し「米国大使館に謝罪を」

「大使公邸への侵入を阻止しようとした職員二人が負傷したのに、誰からも謝罪の言葉がなく残念がっていた」

 韓国大学生進歩連合の複数の会員が駐韓米国大使公邸に乱入した事件について、米国のハリス駐韓大使が先日、韓国政府の対応に不満を口にしていたことが分かった。与党・共に民主党の金炳官(キム・ビョングァン)議員が24日に明らかにした。

 金議員はこの日開かれた国会行政安全委員会総合国政監査で「米国大使公邸乱入事件後にハリス大使と会う機会があったが、彼は多少不満な思いがあると伝えてきた」とした上で「公邸の職員二人が違法侵入を阻止する際に(手などを)少し負傷したが、韓国政府の誰からも謝罪の言葉がなかったそうだ」と明らかにした。金議員はミン・ガプリョン警察庁長に対し「ミン庁長は外交部(省に相当)と共に現状を正確に把握し、謝罪しなければならない」と指摘した。これに対してミン庁長は「了解した」と答弁した。

 ハリス大使は24日にツイッターを通じ、先日来韓した米国務省のテッド・デービス局長が負傷した職員二人に感謝の意を伝えた写真を公開した。ハリス大使は「二人は公邸を守ることでわれわれのエトス(倫理精神)に良い手本になった」とのコメントを付した。

 駐韓米国大使経験者たちも今回の乱入事件について「いかなる理由であれ容認できず、正当化できない行動だ」として韓国政府に海外公館の保護を徹底するよう要求した。スティーブンス元駐韓米国大使は23日(米国時間)「公邸に乱入した学生たちが彼らの懸念について話し合いをしたかったのであれば、そのように要請するべきだった」「米国大使館も喜んで対話に応じていたはずだ」とコメントした。ハーバード元大使は「駐在する国の政府と警察が徹底して保護しなければならない」と指摘した。

 1989年の大使公邸占拠事件を直接経験したグレッグ元駐韓米国大使は「(当時)学生たちは公邸の中にまで非常にたやすく乱入したが、後から謝罪した」「その後、大使公邸乱入事件はかなり長い間発生しなかったが、これが再発したことに少し驚いている」とコメントした。

ノ・ソクチョ記者

http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019102580030
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/10/25 10:00

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(略)