日本を訪れている韓国のイ・ナギョン(李洛淵)首相は、都内で記者団の取材に応じ、24日の安倍総理大臣との会談について、「この機会に対話をより本格的にして、双方の指導者、政府が両国関係を支える役割を果たせるといいと思う」と述べ、関係改善のきっかけをつかみたいという考えを示しました。
韓国のイ・ナギョン首相は、「即位礼正殿の儀」に参列するため、22日から日本を訪れていて、24日、安倍総理大臣と会談する予定です。

これについてイ首相は23日、都内の大学で日本の学生たちと意見交換したあと、記者団の取材に応じ、「安倍総理大臣の話をよく聞いてわたしも誠実に説明したい」と述べました。

そのうえで「韓国と日本の関係をこのままにして置くわけにはいかないということに反対の意見はないと思う。この機会に対話をより本格的にして、双方の指導者、政府が両国関係を支える役割を果たせるといいと思う」と述べ、24日の会談で関係改善のきっかけをつかみたいという考えを示しました。

NHKニュース
2019年10月23日 14時57分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191023/amp/k10012145001000.html