【速報】yahooが武蔵小杉タワマン周辺に溢れた水をウンコ水だと報じる
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191028-00068039-gendaibiz-soci&;p=2


今回の台風19号では、各地で堤防の決壊や越水(河川の水が堤防を越えてあふれること)が起きた。
しかし、武蔵小杉駅は、一番近い多摩川の堤防でさえ1q弱もの距離がある。そして、その堤防付近では、決壊も越水も起きていない。
それなのに、なぜか武蔵小杉の中でもタワマンが林立する、駅の南側のエリアに浸水被害が集中した。
どうしてこのような事態になったのか。発生直後は不明だった多くのことが、2週間が経ち、徐々に明らかになってきた。
水災害に詳しい神戸大学の大石哲教授が解説する。

「川崎市はエリアによって『分流式』と『合流式』という2種類の下水処理方式を採用しています。
分流式は汚水を下水処理場へ、雨水は川や海に直接放流する。合流式は、汚水と雨水の両方を一緒に下水処理場に送るのですが、
雨が大量に降った場合は、ほとんどすべてを河川に放流するのです」

新設される下水管は分流式が主流で、国土交通省も分流式を推奨している。
合流式は主に古い街などに、そのまま残っていることが多い方式だという。大石氏が続ける。

「実は武蔵小杉は、駅より北側のエリアは分流式、今回被害のあった駅より南側のエリアは合流式と、別の方式を採用しているのです。
南側のエリアでは、汚水と、台風で降った大雨を下水管から多摩川に放流しようとしたわけですが、その多摩川自体の水位が非常に高くなってしまっていた。
それで、下水管から河川の水が逆流し、汚水や雨水と一緒になって武蔵小杉の街にあふれたのだと考えられます」



合流式のウンコ水が溢れたと専門家がしっかり解説w