日銀は11日、9月の生活意識に関するアンケート調査結果を発表した。1年前と比べ景況感が「良くなった」と答えた割合から「悪くなった」の割合を引いた景況感DI(指数)はマイナス26.0となり、前回6月調査から1.0ポイント悪化した。悪化は5期連続。DIは2016年6月以来、3年3カ月ぶりの低水準だった。

 調査は3カ月ごとに実施。調査期間は8月8日から9月3日で、2028人から有効回答を得た。
 日銀は、DIが悪化した理由について、夏のボーナスの減少が影響したとみている。1年後の景況感を示すDIは5.6ポイント悪化のマイナス41.7で、08年12月以来、10年9カ月ぶりの低い水準。

時事通信
2019年10月11日16時47分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101100955&;g=eco