https://snjpn.net/archives/161757
日本の10代女子に「韓国」がこんなにウケてる「本当のワケ」

▼記事によると…

・テレビではほとんど取り扱われない、なのに若者の間ではなぜか人気があるもの――その一つに「韓国」があるだろう。

昨今、若者向けのWEBメディアや雑誌の見出しには韓国トレンドやK-POPアイドルに関する話題がしばしば並び、若者の間で「韓国っぽい」はもはや「オシャレ」を意味する言葉と化した。

・「第三次韓流ブーム」とも呼ばれている現在の韓国ブームを支えているのは、10代を中心とした若年層世代。

・なぜ、そのような若者たちが「韓国」に熱狂しているのか。それは、SNSを通じて日本に流入してくる韓国のプロダクトが、ことごとく「SNS映え」であるためだ。

・「SNS映え」の観点において、日本よりも洗練されたプロダクトを発信し続ける「韓国」は、あっという間に日本の若者たちの心を掴んだ。

・韓国の若者向けビジネスの多くは、「若者による若者のためのビジネス」であることが多い。

・代表的なのが、「スタイルナンダ」というファッションECサイトである。

・スタイルナンダの成功は、「若者が憧れるものを、若者センスで作り上げ、若者に向けて発信していく」というシンプルな手法を突き通したことにある。

・若者たちが韓国に熱狂するのは、若者たちの感じている「韓国のよさ」が「大人にはわからないもの」だから――つまり、「韓国」が、若い世代にとって一つのカウンターカルチャーとして機能しはじめているためだ、と筆者は考えている。

・例えば「ハングル文字」。自分の名前程度であればハングル文字を書くことができるという若者が一定数存在。

・過去の若者文化で喩えると「ギャル文字を読み書きできる」ということに近い。要は、自分たちと異なる文化圏の人間を区別するための「暗号」として、一部の若者たちはハングルを使用している。

・K-POPにおいては「かわいさ」ではなく「強さ」を見せる女性アイドルや、「逞しさ」ではなく「美しさ」や「儚さ」を見せる男性アイドルも少なくないが、そこに共感したり、憧れを抱くファンも多い。

2019.10.09
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67645

(略)