国民民主党の原口一博国対委員長は8日の記者会見で、日本の排他的経済水域(EEZ)内で北朝鮮漁船が水産庁の漁業取締船と衝突、沈没したことについて、平成22年の尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の漁船衝突事件を引き合いに、乗組員60人の身柄確保を見送った政府の対応を批判した。原口氏は「おかしくないか。民主党政権の時は逮捕、拿捕(だほ)し、取り調べをしたうえで返した」と述べた。

 さらに原口氏は「(民主党政権に)ごうごうたる非難をした新聞社、国会議員が何もいわない。つまり、安倍晋三首相なら態度を変えるという話だ。これでは違法操業を繰り返す北朝鮮(の行いが)改まらない」と語った。

産経新聞https://www.sankei.com/politics/amp/191008/plt1910080013-a.html