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青木理氏が批判する「歴史修正主義」って何が問題?

▼記事によると…

・左派が右派を批判する際、あるいは現政権を批判する時に頻出するキーワードが「歴史修正主義」。

・テレビのコメンテーターとしてお馴染みの青木理氏は、しばしば安倍政権に対してそうした言葉を用いて批判を展開している。青木氏によれば日韓関係の悪化も「歴史修正主義者」が政権を担っていることが原因なのだという。

・しかし、ここで素朴な疑問がわかないだろうか。

あれ? 「修正」って悪いことなの?

本来、日本語の「修正」とは「間違ったこと、不適切なところを正す」という意味。写真の「修整」ならば、シミのように不本意なところを“隠す”という意味になるが、「修正」にはそうした意味はない。なのになぜ懸念や批判の対象になっているのか。

・早稲田大学教授の有馬哲夫氏はこの「歴史修正主義」の問題について、自著『こうして歴史問題は捏造される』で次のように述べている(以下、引用はすべて同書より)。

「『歴史修正主義』には大きくいって二つあります。一つはいい意味で使い、もう一つは悪い意味で使います。いい意味の方は、それまでの定説を新しい歴史資料や解釈などによって覆し、修正するというものです。(略)

2019年9月30日
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09300731/

(略)