国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、中止になった企画展「表現の不自由展・その後」の実行委員会が展示再開を求めた仮処分の審尋が30日、名古屋地裁であり、展示を再開する方向で、芸術祭実行委員会側と和解した。企画展実行委の代理人・中谷雄二弁護士が明らかにした。

 企画展実行委側はこれまでの審尋で、展示中止になる前の状態で10月1日に再開を求める和解案を提案していた。中谷弁護士によると、この日の審尋では、10月6〜8日に再開することを前提に協議を進めるという内容で、芸術祭実行委側からの申し入れを受け入れたという。

朝日新聞
2019年9月30日13時11分
https://www.asahi.com/articles/ASM9Z3HP0M9ZOIPE00J.html