>>764
▽MBSドキュメンタリー 映像'19
https://www.mbs.jp/eizou/backno/190922.shtml

ガチウヨ〜主権は誰の手に〜(仮)
2019年9月22日(日)放送

「米国の正義を疑え!」、そう書かれたTシャツと隊服を着て街宣活動をする小柄な女性がいる。
愛国団体「花瑛塾」の仲村之菊(みどり)さん40歳。
自らを「ガチウヨ」と呼び、ヘイトに走る「ネトウヨ」とはまったく異なる思想がある、と語る。
千葉県柏市に拠点をおく塾には天照大神を祀る神棚があり、仲村さんが祓詞を唱えて一日が始まる。
神棚の隣には工具が並ぶ作業場。
塾が自宅でもある彼女は、大工である。
18歳で右翼の世界に飛び込み、令和の始まりとともに若い男たちを率いる塾長になった。
塾生は約30人。
その一人、21歳のヒロキは、仲村さんにネット上で絡んできた「ネトウヨ」だった。
だが「もうネトウヨは、卒業!塾長のおかげです」と笑う。
今年6月、仲村さんとヒロキは、慰霊の日を沖縄で迎える。
兵士と住民が地獄を見たガマ(自然洞窟)にも入り、沖縄戦に初めて触れたヒロキ。
「自分の悩みは、ちっぽけでした」と自省し、生活を立て直そうとする。
ところが8月9日、右翼が集まる反ロシアデーにヒロキの姿が見えない...。
歴史認識の問題や外交の摩擦から人びとが「ファッションでネトウヨ化している」と指摘するガチウヨ。
「戦争の記憶を継承」し、「東アジアと連帯」することなどを目指し、沖縄の米軍基地ゲート前にも立つ仲村さん。
戦後74年、模索を続けるガチウヨの目を通し、この国のいまを描いてみる。

※ 9月は、1週早い22日の放送です。