https://snjpn.net/archives/156881
シリーズ 日韓関係を考える 植民地支配 常に念頭に

▼記事によると…

・ジャーナリスト 元共同通信ソウル特派員 青木理さん

・日本と韓国がこういう形で対立して、両国にとってメリットは何一つありません。

・ある意味では“ウィンウィン”だった経済関係を日本が輸出規制などで傷つけ、安保面や観光面にまで悪影響がどんどん広がっています。

あらゆる面でメリットなどないのに、相手をやり込めてカタルシス(快感)を得るかのような外交や風潮は心底愚かなことです。

しかもメディアの現状も無残です。メディアは本来、政治権力の行き過ぎをチェックし、冷静な視座からの情報や分析を提供し、隣国などとの対立や紛争はできるだけ抑制的に報道すべきなのに、日本では政権があおる対立にメディアが風を吹き込むような最悪の状況になっています。

・事実知り、伝える
その際、日本政府や私たちが常に念頭に置くべきは歴史認識問題です。かつて日本は朝鮮半島を植民地支配し、どれほどの苦痛を与えてしまったか。韓国を併合して言葉を奪い、氏名を奪い、天皇の臣民として動員し、とてつもない被害を強いたのは歴史的事実であり、日本がそれを反省する立場にたつのが問題解決の基本的な土台です。

2019年9月4日(水)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-04/2019090401_02_0.html

(略)