国民民主党との会派合流をめぐり、立憲民主党は27日、両院議員総会を開き、合流することを正式に決めました。
立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表は、先に衆・参両院で会派を合流することで合意し、これを受けて立憲民主党は27日、両院議員総会を開き、対応を協議しました。

この中で枝野代表は「与党側の傍若無人な国会運営が際立つ状況を反転攻勢するために、経験や能力のある多くの仲間に加わっていただくことが必要だ」と述べ、衆・参両院での会派の合流に理解を求めました。

出席者からは「立憲民主党が掲げてきた原子力政策などが玉虫色にならないよう対応してほしい」などといった意見が出され、執行部は「会派をともにしても党は異なるので、政策を変更することも、相手と協議をすることもない」と説明しました。

そして、両党の代表間での合意に基づいて、国民民主党と衆・参両院で会派を合流することを正式に決めました。

立憲民主党は国民民主党の党内手続きを待ったうえで「会派運営協議会」を設置し、会派の運営方法などの検討に入りたいとしています。

NHKニュース
2019年8月27日 18時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190827/amp/k10012051391000.html