https://www.asahi.com/articles/ASM8755ZCM87UTFK00Q.html
商船警護、ジレンマ抱える日本 米国とイラン両にらみ

2019年8月8日06時00分 朝日新聞デジタル

米国が日本を含む同盟国や友好国に、ホルムズ海峡などでの商船警護連合への参加を求めている。貿易交渉などへの影響も考えるとゼロ回答はできないが、友好関係にあるイランとの関係悪化は回避したい――。そんなジレンマの中で、安倍政権が自衛隊活動の検討を進めている。

「有志連合」での自衛隊活動、ペルシャ湾外を想定 政府
 「航行の自由、通商の自由に関心のある国はどの国も海峡の監視活動に関わるべきだ。私は、日本は真剣に検討するべきだと思う」

 7日に初来日したエスパー米国防長官は、直前の機中で記者団にこう語った。同日の防衛省での日米防衛相会談でも、エスパー長官は岩屋毅防衛相に対し、米国が主導する商船警護連合「海洋安全保障イニシアチブ」について説明し、協力を求めた。

 岩屋氏は会談後、記者団に会談内容の詳細は明かさず、「原油の安定供給の確保、同盟国である米国との関係、イランとのこれまでの友好関係。こういった様々な角度から検討し、政府全体として総合的に判断していきたい」と述べた。

 日本は原油輸入の9割近くを中東に頼る。日米首脳同士の関係や今後の貿易交渉などへの影響も考えれば、「(米国の協力要請に)何もしないわけにはいかない」(政権幹部)というのが政権の本音だ。

 だが、やみくもに米側の求めに応じれば、友好的なイランとの関係が悪化し、米イランの緊張緩和のために「仲介役」を買って出た安倍晋三首相の対応と整合性がとれなくなる。

(以降有料ソースにて)


参考)
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1565001962/
【安倍首相/ポチ外交】漂流する米の対イラン「有志連合」構想

https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20190603-00128584/
F35爆買い6兆円見直し、最低時給1500円etc―マスコミが報じない野党「共通政策」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190530-00012112-bunshun-pol
本当に「ウィンウィン」だったの? トランプの“ディール”にやられっぱなしの日米首脳会談

https://www.nippon.com/ja/behind/l10060/
安倍首相、来年早期に訪ロ=領土問題「ウィンウィンで」内外情勢調査会で講演

http://hunter-investigate.jp/news/2019/05/post-1341.html
【トランプ来日】屈辱のポチ外交とその先にある憲法改正