政府は輸出管理を厳格化した韓国向けの半導体材料3品目について、近く一部の輸出を許可する方向で最終調整に入った。経済産業省が個別審査した結果、兵器転用の恐れがないと判断した。手続きに問題がなければ輸出できることを国内外に示す。ただ韓国の貿易管理体制の弱さが解消されたわけではないとしており、対象品目の輸出が円滑に進むかは不透明だ。

政府は輸出管理の厳格化について「禁輸措置ではない」と説明してきた。一

日本経済新聞
2019年8月8日 1:30
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48340580X00C19A8MM8000/