■相手がどんな態度で来ても「紳士的に対処するのが国際社会のルール」

演説中、一部の聴衆からは「韓国死ねー!」という声が飛んだ。山本氏はこの声を最初、「韓国は死なないですね、日本も死なないように。わかりますよ、ぶつけるものの対象としてはね……」となぐさめたものの、再び怒号が飛ぶと、「恐らく交流がないんでしょうね」と諌めていた。

山本氏は芸能人として活動していた時、映画の撮影で韓国を長期間訪れた。現地スタッフや俳優と交流する中で、「日本の映画をリスペクトしている」と感じたという。

「一緒に仕事をする者として尊敬し合っていくという交流、映画以外でもありますよね。交流があればそういう気持ちもちょっと変わってくるかもしれない。文化的交流っていうのも必要になってくるだろうし。韓国死ねって言っていた人がこの1か月以内に焼き肉とか食べているかもしれませんからね。冷静に行こうぜってことなんです」

仮に相手側が失礼な対応をしたとしても、「日本側はあくまでも紳士的に対処するというのが国際社会のルール。日本が成熟した国であるなら、そのような対応が必要」とも述べていた。