野党は29日、自民党の萩生田光一幹事長代行が、憲法改正論議が停滞するなら大島理森衆院議長を代える必要があると言及したことに反発した。衆院議院運営委員会の野党筆頭理事を務める立憲民主党の手塚仁雄氏は「無礼千万だ。人事権もなく、全く意味不明だ」と国会内で記者団に述べた。

 共産党の小池晃書記局長は党本部で記者団に、改憲議論を加速させたい自民党方針に触れ「自分が立てた議長が邪魔になるぐらい行き詰まっている」と強調した。

 萩生田氏は安倍晋三首相の側近。立民幹部は「首相周辺議員らの傲慢さが極まっている」と批判した。

共同通信
2019/7/29 20:45 (JST)
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