【ジュネーブ共同】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の中止を求める活動家で米ハワイ在住の日系4世、ロバート梶原さんが28日、ジュネーブの国連欧州本部で記者会見した。過重な基地負担に苦しむ沖縄では多大な人権侵害が起きており、国連は何が起きているのか調査する必要があると指摘した。調査を行えば「適切な勧告がなされると信じる」と述べた。

 梶原さんは25日に国連人権理事会で演説。第2次世界大戦で多くの市民が犠牲になった沖縄の歴史を紹介し、「いかに沖縄が偏見、差別の犠牲になってきたかを(調査により)確かめてほしい」と訴えていた。

共同通信
2019/6/28 23:04 (JST)
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