【ジュネーブ共同】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の中止を求める活動家で米ハワイ在住の日系4世、ロバート梶原さん(32)が25日、国連人権理事会で演説した。沖縄は過重な基地負担に苦しんできた一方、抗議活動は平和的に行われてきたと指摘し、人権理に支援を強く要請。「いかに沖縄が偏見、差別の犠牲になってきたかを(調査により)確かめてほしい」と強調した。

 梶原さんは移設中止は住民の多数意思だとし、抗議活動についても「平和的な運動の見本だ」と指摘。この問題に国連が介入しようとしないのであれば、国連の存在意義が問われるとしている。

共同通信
2019/6/25 21:58 (JST)
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