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中国・北京市の男性公務員が先週、皇居周辺で禁止されているドローンを飛ばし、迎賓館や東京駅などを撮影していたことがわかりました。

 捜査関係者によりますと、今月7日の午前8時ごろ、皇居周辺を警戒していた機動隊員が、地上からおよそ30メートルの高さにドローンが飛んでいるのを見つけました。警視庁が近くでリモコンを操作していた男性からドローンの任意提出を受けて調べたところ、東京駅を撮影した動画のほか、前日に撮影したとみられる港区の迎賓館の動画が記録されていたということです。男性は、中国・北京市のシンクタンクに勤める50代の公務員で、東京の地下鉄を視察するために来日していました。

 皇居周辺や都市部の人口密集地などでは原則、ドローンの飛行が禁止されていますが、男性は「個人的な趣味で撮影した」「ドローンを飛ばしてはいけないと知らなかった」と説明し、すでに帰国したということです。(12日10:45)

6/12(水) 15:03
TBS系(JNN)
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