少子高齢化にともない「老後に2,000万円が不足する」とした金融庁の報告書について、立憲民主党など野党5党派は6日朝、政府の担当者を呼んで追及した。

立憲民主党・長妻代表代行「2,000万円の赤字を自分で用意しろと言わんばかりの書面が出てきて、しかも、本当に2,000万円で足りるのか」

この問題は、金融審議会の作業部会が今週、「95歳まで生きるには、金融資産2,000万円の取り崩しが必要」という試算を示したもの。

政府の担当者を呼んだ6日のヒアリングで、野党議員らは、「不安をあおるだけだ」、「金融業界の意向に沿ったものではないか」などと厳しく批判した。

さらに、厚生労働省に公的年金制度の現状を把握するための「財政検証」を示すよう求めたが、厚労省は「作業中だ」という回答に終始した。

FNN
2019年6月6日 木曜 午後0:01
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