夏の参議院選挙に合わせて衆議院選挙も行う衆参同日選挙について、「行うべき」と考える人が3割にとどまり、「行うべきではない」を下回ったことがJNN世論調査でわかりました。

 安倍内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より1.7ポイント増えて59.1%でした。支持できないという人は、3.4ポイント減って36.9%でした。

 夏の参議院選挙に合わせて衆議院を解散し、衆参同日選挙を行うという案が取りざたされていますが、衆参同日選挙を行うべきかどうか聞いたところ、「行うべき」と答えた人は30%にとどまり、「行うべきではない」の42%を下回りました。

 また、参院選で投票の際に重視するテーマについて聞いたところ、最も多かったのは「年金や医療などの社会保障」で64%、さらに「少子高齢化や子育て対策」の54%、「消費税増税の是非」の32%と続き、「憲法改正」は11%で8番目でした。

 丸山穂高衆院議員は、北方領土でのビザなし交流で、酒に酔って「戦争で島を取り返すことには賛成か、反対か」などと発言しました。この発言を問題だと思うか聞いたところ、「問題だと思う」と答えた人が84%に上り、「問題だと思わない」は7%でした。

 また、丸山議員が辞職すべきか聞いたところ、「議員辞職すべき」は67%で、「議員辞職する必要はない」は20%でした。

 安倍総理の自民党総裁としての任期は2021年9月までですが、次の総裁にふさわしいと思う人を聞いたところ、最も多かったのが、小泉進次郎衆院議員で31%、次いで安倍総理が21%、石破元幹事長が18%などとなっています。

TBS NEWS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3689593.htm