自民、公明両党は21日、北方領土を戦争で取り返す是非に言及し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員(大阪19区)に対するけん責決議案を衆院に共同提出した。野党6党派が先に出した議員辞職勧告決議案と併せ、同日の衆院議院運営委員会理事会で取り扱いを協議する見通しだ。

 衆参両院の事務局によると、けん責決議案が提出された例は過去にない。

 自民党は、問題発言を理由とした辞職勧告決議案に否定的な立場。野党提出の決議案を本会議で採決するには、議運委で多数を占める与党の同意が必要となる。

共同通信
2019/5/21 09:43 (JST)
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