今月1日に即位した新しい天皇陛下について、8割以上の人が親しみを感じていることが、JNN世論調査でわかりました。

 安倍内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より4.0ポイント増えて、57.4%でした。一方、支持できないという人は3.1ポイント減って、40.3%でした。

 今月1日に新しい天皇陛下が即位されましたが、新しい天皇陛下に親しみを感じるか聞いたところ、「親しみを感じる」と答えた人が81%に上りました。「親しみを感じない」は10%でした。

 今の法律では、皇位を継承できるのは男性の皇族だけですが、女性の皇族が天皇になることについて賛否を聞いたところ、「賛成」と答えた人は78%で、「反対」は11%にとどまりました。

 また、前の天皇陛下は4月30日に退位されましたが、今後も天皇が退位することについて賛否を尋ねたところ、「賛成」と答えた人は89%でした。

 安倍総理は、日朝首脳会談について、これまで「拉致問題の解決に資するものにしなければならない」などと前提条件をつけていましたが、今月に入り、「条件をつけずに」会談に臨む考えを示しました。この考えに納得できるか聞いたところ、「納得できない」が45%で、「納得できる」の40%を上回りました。

 いわゆるアベノミクスによる景気回復の実感があるかどうか聞いたところ、「実感がない」と答えた人が87%に上りました。同様の質問をした2月の結果から、5ポイント増えました。10月に予定されている消費税率10%への引き上げについては、「反対」が57%で、「賛成」の35%を上回りました。

TBS NEWS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3671883.htm