立憲民主党県連が事務局の新規採用職員を公募したところ、若干名(1〜2人)の募集に対し520人の申し込みがあったことが7日、関係者への取材で分かった。4月の統一地方選で“躍進”した直後に急増する傾向もみられ、関係者は「想定外の多さにびっくりしている」と、うれしい悲鳴を上げている。

 職員の採用は所属議員の紹介などが一般的だが、党勢拡大に向けた事務局体制の強化を目的に、今回初めて公募を実施。3月29日から4月26日までの4週間で、県内を中心に九州、北海道などからも幅広い年齢、職業の男女が応募してきたという。6月以降に勤務できるよう、書類や面接の選考を順次進めている。

 党本部(東京)の職員募集にも約1500人の応募があったが、県連幹部は「神奈川での党に対する注目度の高さの裏付けだ」と自負。県連内では「優秀な人材が集まっており、候補者予備軍になるかもしれない」との声も聞かれ、永田町で取り沙汰される「衆参同日選」をにらんだ期待も膨らませている。

神奈川新聞
2019年05月08日 11:54
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