大型連休が明け、6月26日が会期末の通常国会は後半戦に入った。だが対決法案はほぼない状態で、与党は無風で夏の参院選に突入することを目指す。一方自民党内から「衆参同日選」への言及も続き、野党を揺さぶる戦術が展開されている。

 与党は対決ムード回避のため柔軟な姿勢だ。自民、公明両党の幹事長、国対委員長は8日の会談で、国民生活に関係する法案に関し「野党ともよく協議しながら進める」ことを確認した。

 その後、自民党の森山裕国対委員長は立憲民主党の辻元清美国対委員長と会い、児童虐待防止法などの改正案…

毎日新聞
2019年5月8日 21時16分
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190508/k00/00m/010/248000c