安倍晋三首相が目指す自衛隊の存在を明記する憲法改正は、夏の参院選を前に暗礁に乗り上げている。衆参両院で改憲に前向きな「改 憲勢力」が3分の2を占めるものの、立憲民主党など主要野党だけでなく、連立を組む公明党も距離を置き、自民党の孤立が目立つ。参院選の結果次第で、改正を目指す項目や連携相手の再考を迫られる可能性もある。【田中裕之、小田中大、村尾哲】

毎日新聞
2019年5月3日 00時00分
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