田中真紀子は恐ろしい女

目白邸お手伝いさん「大火傷」残酷物語(週刊新潮より抜粋)

あるお手伝いが、食卓にカレーを運んでいた時のことである。
「その時、お手伝いさんが皿を落として割ってしまったのです。その瞬間、真紀
子さんが激昂し、食卓にあったカレーをお手伝いにかけたのです。彼女はギャー
といったままうずくまってしまった。彼女は顔の半分に熱いカレーを浴びて、火
傷してしまうのです。もちろん彼女はお手伝いを辞めますが、悲劇なのは、その
跡が今も赤いケロイドになって残っていることなんです。彼女はその後、誰とも
接触せず、沈黙を続けていますが、お手伝いさんの中にはそのことを知っている
人もいるんです……」(古参秘書)

ある田中家の閑係者がこんなことを明かす。
「お手伝いは田中家の家事全般をやっていますが、家の中で小銭がなくなっても、
電気を消し忘れても、鍵をかけ忘れても、真紀子によって猛烈な犯人さがしがお
こなわれるのです。疑いをかけられ、面罵され、身におぼえがないのに、泣きな
がら謝罪させられる彼女たちは、結局、辞める道を選びます。罰として、素っ裸
で母屋の階段を昇り降りさせられたり、雨の中、玉砂利の上で正座させられて謝
まらされたお手伝いさんもいます。
 でも、彼女たちは辞める時に“事務所の中(邸内)で見たこと、知ったことは
一切口外しません”という念書を書かされるんです。

 実際に勤めている時に真紀子の恐ろしさは十分、知った上で去っていくわけですから、
彼女たちは辞めたあと、本当に“貝”になってしまう。角栄さんが元気だったら、とても
考えられないことでした」