道路の整備をめぐって、安倍総理大臣らの意向を「そんたくした」と発言した塚田国土交通副大臣は「事実と異なる発言をした」と述べ、改めて謝罪したうえで、辞任は否定し、職務を続ける考えを示しました。
安倍総理大臣の地元 山口県下関市と、麻生副総理兼財務大臣の地元の福岡県を新たに結ぶ道路の整備をめぐって、国土交通副大臣を務める自民党の塚田一郎参議院議員は1日「安倍総理大臣や麻生副総理が言えないから、私がそんたくした」と発言しました。

塚田副大臣は2日、事実とは異なるとして発言を撤回し、謝罪するコメントを出しましたが、野党側が辞任を求めています。

塚田副大臣は3日、記者団に対し「事実と異なる発言をしたことで多くの人に多大なる迷惑をかけた。改めて心より謝罪を申し上げる」と述べました。
そのうえで「しっかりと事実を説明することによって責任を果たしていきたい。国会の質疑もあるので説明責任を果たしていきたい」と述べ、辞任は否定し職務を続ける考えを示しました。

NHKニュース
2019年4月3日 14時36分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190403/amp/k10011871741000.html