>>216
6つの章よりなる小説。長編でありながら各章が文体などを変え短編の趣を楽しめる。
高等遊民は第三章の「報告」に出てくる松本のこと
第1章から第3章の「風呂の後」「停留所」「報告」が一つのストーリーとなり、友人須永の叔父田口の家に出入りできるようになった理由を説明する内容となり後の第4章から第6章までの導入部となっている
一番有名なのは、第5章の「須永の話」
この章のみを独立して短編化されている

高等遊民が夏目漱石と結びついたのは2015年に「デート」というドラマでニートの長谷川博己が言っていたから憶えていた