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【東京入管】14カ月収容され、命の危機にあるクルド人男性。救急搬送を拒否した入国管理局の対応を問う
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2019/03/13(水) 12:26:50.30ID:Hj4gI3Nn9
入国管理局に長期収容されているクルド人男性チョラク・メメットさんが3月12日、体調不良を訴え、救急車が出動したにもかかわらず入管が搬送を拒否した。

チョラクさんの容態は急速に悪化しているとみられ予断を許さない状況だ。支援者らが一刻も早い診療を求めているが、入管は拒否し続けている。

難民支援のNPO法人WELgee代表の渡部清花氏が、これまでの経緯を緊急寄稿した。

「助けて。どうしたらいいか、もうわからないの……」日付が変わろうとしていた頃、電話口の友人の声は震えていた。 

3月12日、東京・品川の入国管理局で長期収容されているクルド人男性チョラク・メメットさん(38)の容態が急変したにもかかわらず、入国管理局は2度にわたって救急車による緊急搬送を拒否した。私は入管の前にいるクルド人の友人たち・そのご家族からの連絡で知った。

「どうしたらいい?旦那は、朝まで生きられないかもしれない...」1回目に来た救急車は、結局本人に会わず、入管職員だけに会って空のストレッチャーを乗せて帰ってしまったという。

2回目の救急車が到着したときには、裏口からチョラクさんが救急車で搬送されたことが期待されたが、救急相談センターに確認したところ、入国管理局からは誰も運ばれていないことが発覚した。現場は混沌としている。

「14年間難民認定されず…収容施設のクルド人が語った日本での現実」

チョラクさんは、兄がクルド人の独立運動に参加していたことから、自分の身にも危険を感じ、14年前の2004年、身重だった奥さんを国に残して、埼玉に避難していた兄を頼って来日した。

その後奥さんもチョラクさんを追って来日し、いまはトルコで生まれた長男(中学2年生)と日本で生まれ小学校に通う次男・三男の5人で生活している。

いま日本にいるクルド人は、埼玉を中心に2千人以上と言われている。しかし、難民認定されている人はゼロだ。

(FNN PRIME 2018年8月10日)

いま命の危機にあるのは、この記事に登場するチョラクさんだ。

たまに彼と面会する私もこの日、取材記者の鈴木款さんと一緒に入国管理局の面会室に入った。

この夏の時期も、チョラクさんは痩せてゆく一方だった。収容期間は2019年3月の時点で14カ月間にも及び、衰弱が進んでいる。

チョラクさんの奥さんと彼女の妹さんによると、3月12日は以下のような経緯だったという。

朝、奥さんはいつものように品川の入国管理局に面会に行った。しかし、入管職員は「今日彼は、具合が悪いから面会できません」と奥さんに告げた。

奥さんが入国管理局の4階に移動し、「何の病気ですか?」と聞くと入管職員が「面会の方で聞いてください」としか言わなかった。

そのあと、奥さんは5分間だけチョラクさんと面会した。2人の入管職員がチョラクさんの両側を支えているが、彼は一人ではとても歩けない状態だった。

チョラクさんが「息が苦しいよ、頭が痛い…」と訴えたため、奥さんは面会をすぐ終わらせ、総務課に声をかけた。

奥さんが「外の病院に行かせてください」と申し出ると、入管職員は「13時から16時の間、入管に医者が来るから診てもらいます」と答えた。

奥さんたちは、入管で15:30まで待ち、職員から「薬を出しましたから」と言われたので、その言葉を信じて埼玉県蕨市の自宅まで戻った。

しかし午後5時56分、チョラクさんからの電話を受け、それが真実でなかったことを知る。薬はおろか、医者の診察さえなかったという。

2につづく

Forbes JAPAN
2019/03/13 10:30
https://forbesjapan.com/articles/detail/26044/1/1/1
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2019/03/13(水) 12:27:48.77ID:ultFGtRs0
日本じゃなければ初日に銃殺されとるわ。
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2019/03/13(水) 12:28:13.93ID:Hj4gI3Nn9
奥さんたちは慌てて蕨市から電車で品川の入国管理局に戻ったが、入管職員からは「営業時間は終わりました」と、チョラクさんとの面会を拒否した。

奥さんが「救急車のお金を自分たちで払うので、旦那を病院に行かせてください」と嘆願したものの、職員は対応しなかった。

午後7時20分、再びチョラクさんから奥さんに電話がかかり、「なぜ、外からも何もしてくれないのか」と訴えたところ、奥さんの友人が救急車を入国管理局に呼んだ。

午後7時25分頃、救急車が到着。しかし入管職員は「看護師がいるから大丈夫、帰りなさい」といい、救急車は空のストレッチャーを乗せて帰ってしまった。

しかしその後、入管職員は「看護師はいない」と奥さんに告げた。奥さんは「お願いですから、医者の診察をしてください」と懇願した。

入管職員は奥さんに「明日医者が判断し、必要なら外の病院に行きます」に告げた。「責任者は誰ですか?」と奥さんが尋ねると、入管職員は「答えられません」としか答えなかった。

その後、チョラクさんとは連絡がとれなくなった。入管の規則で、収容されている人が電話できるのは午後8時までだからだ。それ以降は外にいる家族とも電話ができなくなる。

午後11時13分、2台目の救急車到着。奥さんによると119では対応してくれず、救急相談センターに電話をしたという。

しかしその30分後、救急車はどこにも見当たらなかった。チョラクさんを支援する人たちが入管前に集まっていたが、彼らが気づかないうちに別の出口からいなくなってしまったようだ。その時、チョラクさんが搬送されたのかどうかもわからなかった。

奥さんが、支援者たちと共に救急相談センターに確認したところ、チョラクさんを搬送していなかったことを知った。

クルド人の仲間が訴える。

「日本のみなさんに迷惑はかけたくないです。入管が営業時間外なのもわかります。ただ、あれだけひどいチョラクさんの状態があって、病院に連れて行って欲しいだけなのです」

3月13日午前2時ごろ、家族や支援者など、日本人、クルド人合わせて60人くらいが、入管の前に集まっていた。

3月12日当日、入管にいた当直の医師は精神科のお医者さんだったという。

3につづく
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2019/03/13(水) 12:29:13.69ID:GOFMm7Sx0
脱走の手順書
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2019/03/13(水) 12:29:35.69ID:WVyx8tfg0
逃亡の手段は与えないのが基本
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2019/03/13(水) 12:29:40.93ID:Hj4gI3Nn9
救急車がそこまで来ているのに、緊急状態にある人が乗せさせてもらえない。病院に連れて行ってもらえない。迫害により国にも帰れないチョラクさんが、1年以上出られない入管の中で命を落としたら、日本政府はいったいどうするのか?

2018年には、難民申請中だったカメルーン人が体調悪化にもかかわらず放置され、入国管理局に収容されたまま命を失った。男性が施設内で「死にそうだ」と声をあげ、もがき苦しんでいるのに7時間以上放置されたあげく死亡するという衝撃的な出来事だった。

国家に守ってもらえず祖国を逃れて、せっかく命をつないだチョラクさんのような人たちが、また国家に殺されてしまう。いまメディアが取り上げないと、またなにも生かされない悲しい教訓が増えるだけだ。

チョラクさんのように、何かしらの理由で日本での在留資格をもらえない人であっても、自由権規約第6条「生命に対する権利」は有しているはずだ。

命の危険があるときに「あなたは日本に在留する資格がないので病院へは連れて行きません」と対応するのは、人権侵害に他ならない。

一刻も早く、チョラクさんを病院に搬送してほしい。チョラクさんは普段、弱音を吐かない人だ。彼がダメだと言っているのだから、本当に危機的な状況なのだろう。

日本人のみなさん。

私たちの国で、今起きていることを知ってくださってありがとう。

もう一度、日本人も外国人も、被収容者であってもクルド人であっても、同じ人間であることに立ち返ってみませんか。

もし、これが自分の旦那さんだったらと、考えてみてほしいのです。

メディアのみなさん。

これを書いている段階では、ひとつの英字メディア以外は、マスコミは現地にいないそうです。しかし、ツイッターでは、トレンド入り。かつてないほど多くの国民の注目を集めています。ジャーナリズムの力を、まだ彼らは信じています。

弁護士の皆さん。特に、いつも闘ってらっしゃる難民弁護の弁護士以外のみなさん…。

いくつかの現地からの情報にある通り、本当に「看護師の判断で救急車不要と言った」のであれば、そのような判断は、(お世話になっている弁護士さんによると)看護師ができるのがあくまで診療の補助であり(保健師助産師看護師法5条)、診察は医師の専権事項ということからすると、医師法違反が疑われる事態でもあります。

2018年3月に法務省入国管理局は「被収容者の健康状態及び動静把握の徹底について(指示)」という以下の内容の通達を出しています。

「時間帯により看守責任者等が当該被収容者への対応を判断せざるを得ない場合は、 体温測定等の結果に異状が見られなくとも、 安易に重篤な症状にはないと判断せず、 ちゅうちょすることなく救急車の出動を要請すること」(以上、抜粋)

今回のような事態は、これまで何度も繰り返されています。

違法な状態が放置されている現状について、是非先生方のお立場から問題提起の声をあげていただき、あるいは、伝えるべき所に伝えていただけませんか?

*この記事は、渡部清花個人として書いたもので、団体の公式見解ではありません。
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