横畠裕介内閣法制局長官は8日の衆院内閣委員会で、野党議員の質問姿勢を批判した自身の国会答弁について「国会における質問の在り方に言及したのは、行政府にある者の発言として誠に不適切だった」との認識を示した。改めての謝罪などは行わなかった。

 質問した立憲民主党の初鹿明博氏は「心から反省しているとは思えない」と非難し、進退を判断すべきだと主張した。

 横畠氏は6日の参院予算委員会で、内閣に対する国会の行政監視の役割を説明する中で「(委員会で)声を荒らげて発言することまで含むとは考えていない」と答弁。直後に発言を撤回、謝罪している。

共同通信
2019/3/8 11:10
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