自民党の石破茂元幹事長は4日、平成21年に当時の麻生太郎首相が踏み切った衆院解散・総選挙により野党に転落した経過を振り返り「自民党というだけでばった、ばったと落ちた恐ろしい選挙だった。『悪夢のような』とは、このために使う言葉だ」と述べた。東京都内で開かれた石破派議員パーティーで語った。

 安倍晋三首相が先月の党大会で「悪夢のような民主党政権」と言及したのを意識したとみられる。21年に農相だった石破氏は、麻生氏による衆院解散方針に反対。官邸まで乗り込んだ経緯がある。

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/190304/plt1903040020-n1.html