自民支持層も反対多数 無党派層は82% 沖縄県民投票

 沖縄県民投票で共同通信社が実施した出口調査で投票動向を支持政党別にみると、普天間飛行場の辺野古移設を推進している自民党の支持層でも反対が48.0%に上り、賛成40.6%、どちらでもない11.4%を上回った。党県連が自主投票として静観したため、反対が膨らんだ可能性がある。「支持する政党はない」と答えた無党派層の反対は82.8%だった。

 野党支持層は反対が圧倒し、立憲民主党と共産党で100%を占めた。ほかは国民民主党90.0%、社民党97.6%、地域政党・沖縄社会大衆党96.0%などとなった。

 公明党支持層は反対54.8%、賛成25.8%、どちらでもない19.4%。自民党支持層で「政府は県民投票の結果を尊重すべきだ」としたのは74.8%、「尊重する必要はない」は21.8%だった。

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/190224/plt1902240017-n1.html