厚労省、不適切な郵送調査を主導か 賃金構造統計で

賃金構造基本統計の不適切調査問題で、厚生労働省がルール違反の郵送調査を主導していた疑いがあることが1日、わかった。調査業務を担う地方の労働局に対し、郵送に必要な封筒などを送付。事実上、郵送調査を指示していた。一方、調査費の予算は調査員が直接訪問する適切な調査手法を前提に計上しており、実態との整合性が問われそうだ。

複数の労働局関係者への取材でわかった。

調査の時期になると、厚労省から毎年、調査対

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日本経済新聞
2019年2月1日 16:30
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40773290R00C19A2EA4000/