1/17(木) 7:55配信
産経新聞

 昨年10月の青森市議選で初当選した後、ツイッターへの不適切な書き込みが問題視され、議会を欠席していた山崎翔一議員(28)が16日、議員活動を始めた。議会欠席の間に受け取った議員報酬約100万円は北海道地震の被災地支援のために寄付したという。

 山崎議員は匿名で行っていたツイッターで「年金暮らしジジイ」など、高齢者や性的少数者を差別、侮辱するような投稿をしていたことが発覚。市議会は辞職勧告決議案を可決した。

 山崎議員は体調不良で昨年11月21日ごろから約1カ月間入院した後、この日の市議会広報広聴特別委員会に出席。当選後、初めて議会に出席した感想を「正直、分からないことが多かったが疑問、意見はしっかり伝えられた。自分の中では及第点」と述べた。法的拘束力はないものの、辞職勧告決議案が可決されたことに関しては「可決は深く受け止めているが市民、県外の人からも議員を続けてほしいとの声もあり、責任を持ちたい」と語った。

 議員報酬に関しては「報酬は議員活動に対するもの。この間、議員として何もできなかった」と話し、北海道厚真町に義援金として寄付したことを明らかにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000012-san-l02