自民党の二階俊博幹事長は21日、鯨の資源管理をしている国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退について「我々は断固とした態度で脱退です」と明言した。自民党本部で記者団に語った。

 脱退には国際社会からの反発も予想されるが、二階氏は「他国の食文化に文句を言ったり、高圧的な態度で出てきたりする国がありますか。日本がそんなことを他国にしたことありますか」と反論。その上で「本当に厳しい判断を自らに課してこういう行動に出た。並々ならぬ決意だということをご理解いただきたい」と主張した。

 二階氏の地元・和歌山県では、古くから捕鯨の歴史がある。

朝日新聞
2018年12月21日17時27分
https://www.asahi.com/articles/ASLDP573YLDPUTFK016.html