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前置きが長くなりました

〈気の力の存在の証明 その2〉

日経新聞の12/20朝刊 連載小説「ワカタケル」作・池澤夏樹
 (やっぱり宣伝やで、これ 何回同じこと言うんヤ by噂の爺)
連載(105)回

…ここでは葛城一族の中の死者、タケノウチという老人の霊が、森で主人公のワカタケル (=雄略天皇)に向かい、話をしている 
タケノウチは朝廷の元実力者で、代々の天皇に仕え、死んでからも霊力を保っているらしい
彼はワカタケルに対し取引をしよう、と申し出た
葛城一族の姫、カラヒメをいずれワカタケルの妻(お妃)にしてほしい、そうすればお前を援助する、と。
そこでワカタケルは問うた
「『カラヒメにとりわけの心配り[=結婚]をするとして、その対価は?』
『わしの叡智だ[=優秀な智恵を貸してあげよう]』
『はあ』
『わしは幾代もの大王に仕えてこの国をまとめることに力を注いだ。
多くの豪族たちとの取引や対決、后(きさき)を通じての血縁の創設と維持と強化、
更に海の向こうに目をやれば拠点の確保や安定関係の保持、
なによりも物産の移入と人の交流、
それをみなお前に供しよう(=提供しよう)』
『なにかにつけて相談に乗って下さるということで?』
『そうだ』
『狐が仲立ちをして?[=タケノウチの霊の使者である狐が、連絡役になるのですか?]』
『あの中の一頭がいつもおまえの身辺にいる。声を掛ければここへ導く。
名を付けておこうか、例えばクズハ (葛葉)とか。葛城にも縁のある字だ』
『あまりの大事ゆえ即答しかねます。一考の余地をお与えください』
『いいだろう。あれと共に初瀬の宮に帰れ』」

いかがでしょうか ここには我が上司葛の葉とほぼ同じ、葛葉(クズハ)の名前を持つ狐が出てきます 
死者の霊であるタケノウチ(=死者のガネシブロン)が、もし葛城一族のカラヒメ(=葛の葉爺の養女であるかぐや姫=「日本」を意味する。)を優遇するならば、
タケノウチ(=ガネシブロン)は、ワカタケル(=朝鮮人工作員の国)に、多大な援助をしよう、
智恵も外交力も、貿易物品も人材の交流も、みな提供しよう、
と言っているわけです