■安倍首相 ガーナの道路改修に65億円の無償資金協力で合意

安倍総理大臣は、日本を訪れているアフリカ、ガーナのアクフォアド大統領と11日夜会談し、交通網の整備を支援するため、道路の改修費用として、およそ65億円の無償資金協力を行うことで合意しました。

安倍総理大臣は11日夜、ガーナのアクフォアド大統領と初めて会談しました。

この中で、アクフォアド大統領は、これまでの日本の支援に感謝し、現地の日本大使館前の道路をガーナで研究中に亡くなった野口英世にちなんで「野口英世博士通り」と今月名付けたことを伝えました。

そして、両首脳は、ガーナの交通網の整備を支援するため、国道の改修費用として、およそ65億円の無償資金協力を行うことで合意しました。

また、来年8月に日本で開かれるTICAD=アフリカ開発会議の成功に向けて協力していくことも確認しました。

安倍総理大臣は共同記者発表で、「西アフリカの連結性の向上に向けてインフラ開発などに貢献していく。大統領の日本訪問を契機に両国関係をさらに強化したい」と述べました。

NHKニュース
2018年12月11日 21時09分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181211/k10011743611000.html