外国人技能実習生 受け入れ団体にマージン 
1人当たり10万円以上 来日時負担
https://mainichi.jp/articles/20181205/k00/00m/040/294000c
ベトナムの外国人技能実習生の来日を巡り、
受け入れ企業を支援する監理団体が、現地の
送り出し機関から不正な手数料(マージン)
を受け取るケースが横行していることが、
関係者への取材で明らかになった。1人当たり
10万円以上に及び、実習生の来日費用に上乗せされている。現地で受ける接待費用も、実習生の負担になっているという。監督権限を持つ
外国人技能実習機構も、こうした海外での行為を把握するのは難しい。
ベトナムの送り出し機関で働く30代の日本人
男性によると、送り出し側からマージンの
提供を申し出たり、監理団体が要求したり
する。実習生1人当たり10万〜15万円が相場
で、実習生が支払う手続き費用などに上乗せ
される仕組みだ。
 実習生は来日前に送り出し機関で、日本語
などの教育を受ける。だが、採用が決まら
ないと長期間とどまることになり、その分
だけ手続き費用がかさむ場合もある。実習生
を早く来日させたい送り出し側は、監理団体
にマージンを渡して採用を依頼。監理団体
から要求することもあり、この男性は「要求されたが断ったことがある」と語る。
 一方、現地での打ち合わせの際、送り出し側が監理団体や企業を接待することもある。
食事やカラオケに加え、酒席などに女性を
呼ぶこともあるという。接待費用も実習生が
背負うことになるというが、男性は「マージンや接待は習慣化している面もある」と明かす。

まるで 女衒みたい