民営化の末路

JR北海道 赤字8区間、国が支援見送り

 JR北海道が単独での維持は困難としている赤字の8区間について、国は来年度の支援を見送る方針を固めました。
 JR宗谷線の名寄−稚内間など8つの区間について、JR北海道は、単独での維持は困難とする一方、
国や北海道、沿線自治体の財政支援を前提に存続させる方針です。
 国と道は、これまで沿線自治体などの負担を軽減する地方財政措置による補助金を出す検討を続けてきました。
しかし、国土交通省や総務省によりますと、道や沿線自治体との三者で負担額の折り合いがつかないため、
来年度の国の支援額の調整が進まず、見送られることになったということです。
 道は引き続き「可能な限りの協力支援をしていく」としていますが、8区間への財政支援は道と沿線自治体で
行われることとなり、数億円規模に縮小される見通しです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3539527.html