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2010年に宮崎県中心で口蹄疫が発生した時、4ヶ月で30万頭を処分したが、産業獣医が足りず全国からかき集めた
一頭を処分するだけでも危険で大変なのに、産業獣医は皆高齢化しており、体力的に無理がある所を、どうにかやり遂げたそうだった
しかし、今後このような疫病等が大規模に発生した場合には、更に高齢化して対応できないだろうと、大変危惧された

例えばもし、日本が発生した疫病を防ぎきれないと、中国や韓国等周辺諸国にも伝染し、多大な迷惑と損害を与えることになる 
どこの国でもそれを防ぐ義務があるし、そのための対策を立てねばならない

そこで専ら産業獣医や公務員獣医を増やすために、四国が地元の民主党の江田五月議員や、高井崇志議員らが率先して(特に高井氏、)加計学園と今治市の申請を応援し出した
(産業獣医は体力がいり、時間も超過勤務になりやすいわりに給料が低く、成り手が少ないので、給料を上げて早く若手を養成すべきである
又、制度的に力仕事の補助者を増やすことが望まれる) 
そしてその当時の鳩山内閣が初めて今治市を考慮すると言い、次の自民内閣に引き継がれた 
それでも獣医師会は、既存の受験料収入の確保や、飽和状態のペット病院の利益の棲み分けを守るために、石破氏に四条件を作らせて抵抗した

これらの事態は、安易に60年代からのペットブームの時に小動物専門の獣医ばかりを養成し増やしてきた、日本獣医師会の責任である
又、既存の獣医系大学は規定よりもずいぶん教員数が少なくて、実習の指導が行き渡らず
学生は十分に実習を受けていないため、就職してから使い物にならないとの苦情も出たりしている
加計学園の獣医学部は教員数の最低基準を満たした、全国初の大学である
又、既存の獣医学部が遅れている最新の知識を、導入しようとしている