お騒がせの安倍昭恵夫人が6日、自らが手がける日本酒のお披露目会に登場。森友問題でいまだ疑惑の渦中にいるだけに、行動には注目が集まるが、会合はマスコミシャットアウトの厳戒態勢。酒席での数々の失敗が伝えられる昭恵夫人はどうしても、酒に乱れる姿を見られたくないようだ。

 会合は、福島県会津若松市の老舗「末廣酒造」が主催したもの。もともと、東日本大震災後の風評被害に悩んだ同社幹部が13年、昭恵夫人に相談。見かねた昭恵夫人が自ら「昭恵農場」と名付けた山口県下関市の田んぼで育てた米を原料にし、同社に「やまとのこころ」という日本酒の醸造を依頼した。今回は、出来上がった今年の「やまとのこころ」のお披露目会だったというわけ。

 日刊ゲンダイが都内の会場を訪ねると、黒のワンピースに身を包んだ昭恵夫人は、開始時刻である午後7時の約20分前に到着。知人と顔を合わせ、「いろいろご迷惑をおかけしました」と満面の笑みで挨拶した。さらに、別の出席者に「どうも〜」と手を振りつつ、会場へと消えていった。

会場内は、正面に「やまとのこころ」の大看板、両サイドに大きなスクリーンが設置されており、昭恵夫人が稲刈りにいそしむ写真のスクリーンショットが流れていた。金色の棒状のオブジェには鮮やかな朱色の和傘が複数かけられ、その辺の政治家のパーティーより随分と立派だ。著名人も参加し、来場者は500人は下らない。

 中の様子をうかがおうとしたが、主催者は「個人的な会合なので」と取材拒否。終了後、来場者に話を聞いたが、不思議なことに皆、口を揃えて「よく分からない」と詳細を明かさなかった。

 実業家の堀江貴文氏は、話しかけるなり「いや、無理」と一言。国際弁護士の八代英輝氏は「私の口からはちょっとねえ……」。元K―1ファイターの小比類巻貴之氏は「酔っぱらっちゃってよく覚えてないんですよ」と、皆、示し合わせたかのように口をつぐむのだ。昭恵夫人がよほどの乱れっぷりで、皆とても口にできないということなのか。

会合は、開始後約1時間で安倍首相も駆けつけたが、女房の酩酊っぷりが心配だったのかもしれない。

※ド派手パーティー開始前の昭恵夫人の映像はコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=oHzJBCYPB3U&;feature=youtu.be

日刊ゲンダイ
2018/11/07
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/241164/