2018.10.20 21:20
映画「海賊とよばれた男」の上映後、講演する百田尚樹氏=20日午後、東京都港区(佐藤徳昭撮影)
https://www.sankei.com/life/news/181020/lif1810200053-n1.html


 月刊誌『正論』と読者の交流を図る第10回「正論」シネマサロン(主催・産経新聞社月刊「正論」)が20日、東京・虎ノ門のニッショーホールで開かれ、映画「海賊とよばれた男」の上映会と、原作者で作家、百田尚樹氏のトークライブが行われた。
 原作は、戦前から戦後にかけて日本の石油産業振興に尽力した男たちの物語。百田氏は、祖国復興に貢献した登場人物たちと、別の代表作「永遠の0」で描いた日本を守るために散った男たちがいずれも「大正生まれ」だったと指摘、「最も不幸であると同時に最も偉大な世代だ。背中に手を合わせたくなる」と強調した。

 その上で「今の日本に彼らがいればこれほどの体たらくではなかった。特に情けないのは政治家で、国益を全く考えていない」と批判した。

https://www.sankei.com/life/news/181020/lif1810200053-n1.html