自民党の稲田朋美筆頭副幹事長が代表を務める政党支部が、ことし3月に脱税事件で有罪判決を受けた建設会社から、3年間で46万円の献金を受けていたことがわかりました。稲田氏の事務所は全額返還することを検討しているということです。

政治資金収支報告書などによりますと、稲田氏が代表を務める「自民党福井県第一選挙区支部」は、平成26年からおととしまでの3年間に福井市の建設会社から合わせて46万円の献金を受けています。

この会社は法人税法違反などの罪で起訴されことし3月に有罪判決を受けていました。

稲田氏の事務所によりますと、この会社からは去年も献金を受けていた可能性があるということで、今後、全額返還することを検討しているということです。

稲田氏の事務所は「建設会社は地元の支援企業の1つで深いつき合いは無く脱税で有罪判決を受けたことは知らなかった。議員本人もほとんど面識がないと思うが献金は返還するつもりだ」とコメントしています。

NHKニュース
2018年10月14日 15時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181014/k10011671191000.html