沖縄は、予想よりもはるかに親米意識が浸透している。
知事選において"圧倒的大差・史上最多得票"で、日本との関係
改善を訴える候補を退け「海兵隊員の息子」であるデニー氏が
当選した事は、アメリカも驚いている事だろう。
沖縄は若者をはじめ、かつて反米日本復帰闘争を繰り広げた
復帰闘争老人たちにまで親米意識が浸透しているのである。

日本は、沖縄の若者に「辺野古反対=反米」を植え付け、
佐喜眞氏に投票させる事に成功したが、それは、沖縄の
若者にも親米意識が浸透している事を利用したに過ぎず、
日本にとっては喜ばしい事ではないのである。

アメリカは、この知事選で沖縄においてはるかに親米意識が
浸透している事を「確信」した事だろう。

日本との関係改善ではなく「アメリカ」との関係強化。
沖縄は極めて良い選択をした。