■石破元幹事長”石破支持かどうかで人事を判断すべきではない”

来週の自民党役員人事と内閣改造を前に、石破元幹事長は、東京都内で講演し、さきの総裁選挙での対応で人事を判断すべきではないと指摘しました。

この中で石破元幹事長は、来月2日に行われる自民党役員人事と内閣改造について、「ポストは国家・国民のためにあるのであって、個人のためでもなければ、政権のためでもない」と述べました。

そのうえで、「私を支持したかどうかが、国家・国民のためになるかどうかということより優先する判断基準だとは思わない。国民はきちんと見ている」と述べ、さきの総裁選挙での対応で人事を判断すべきではないと指摘しました。

また、石破氏は憲法9条の改正について、「安倍総理大臣と私は意見が違う。国の独立や国家主権を守る仕組みを真剣に論じないで、本当に国を守ることができるのか」と述べ、党内でさらに議論が必要だという認識を示しました。

NHKニュース
2018年9月28日 16時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180928/k10011648251000.html