公明党の山口代表は、安倍総理が求めている憲法改正案を国会に提出する前の自民党と公明党の協議に、応じない考えを示しました。

　「自民党とのみ事前に協議をして、何か案を固めるというようなことは考えていない」（公明党 山口那津男代表）

　安倍総理は先週の自民党総裁選挙の後の記者会見で、憲法改正案の国会への提出に向け議論を加速させるとした上で、「公明党と調整を行いたい」との意向を示しています。これに対して、公明党の山口代表は「あくまで国会の憲法審査会の場で協議をしていくことが原則だ」と述べ、自民党との事前協議には応じない考えを示しました。

　さらに、山口代表は、様々な世論調査の結果で憲法改正の優先順位が低いことを指摘し、「調査結果を見て冷静に対応する必要がある」と慎重な対応を求めました。

TBS NEWS
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