自民党総裁選で安倍首相を支持する麻生副総理は19日、東京・秋葉原で応援演説し、「冷や飯を食うぐらいの覚悟を持って戦って当たり前だ。そういう覚悟のない人に、日本のかじ取りを任せるわけにはいかない」と訴え、人事での冷遇に異を唱える石破茂・元幹事長側を批判した。

 麻生氏は、自身が福田康夫氏に敗れた2007年の総裁選に触れ、支援を受けた甘利明・元経済再生相らの名前を挙げて「我々は(その後)無役で終わった。いいじゃないか。冷や飯は冷や飯なりにうまい食い方がある」と語った。ただ、実際には甘利氏は福田内閣で経済産業相を務め、麻生氏は08年8月に福田総裁の下で党幹事長に就いた。

読売新聞
9/19(水) 21:49配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180919-00050093-yom-pol