862で出された資料より2年前ですが…、

文科省のサイトより

平成21年2月12日

獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議(第3回)議事要旨

の一部抜粋

諸外国と日本の獣医師や獣医大学との比較

初任給が低い

アメリカでは日本の国立大学のように国から研究費が交付されず、競合的資金に依存しているので、各教員が研究費を獲得するための条件を整備し、獣医学部の躍進につながった。

日本と欧米の獣医学教育研究体制で最も大きな相違点は、教育補助員及び研究補助員の有無である。
欧米では教員と同数近くの補助員がいるところもあり、主として実習や研究を補助している。

日本の臨床実習は、海外と比べてコースの選択肢や臨床科の多様性が乏しく非常にシンプルである。
日本では最終学年は卒論作成に時間がとられ、臨床実習が不十分なことが問題である。欧米では、獣医教育病院で患畜の簡単な手術などの実習ができるが、日本ではできない。

改善点

貧弱な臨床教育を改善
教員中心から学生中心の授業へ移動
諸外国並みに教育改善、充実のための情報収集等
アジアでアクレディテーション(=公的外部機関による教育機関の品質認証)システムを作る