自民党の石破茂元幹事長は31日、飯島勲内閣官房参与が石破氏は自民党総裁選への立候補を辞退すべきだと雑誌に寄稿したとして、「違和感を持たざるを得ない」と強い不快感を表明した。

 東京都内で記者団に語った。

 飯島氏は、今週発売された「週刊文春」で石破氏について「政策も政局も語らず、ただ反安倍を訴えるだけなら総裁選の討論会もへったくれもない。立候補を辞退すべきだと進言したい」などと断じた。

 これに対し石破氏は「参与という立場の方が党の在り方について物を言うということは、聞いたことがない」と飯島氏を批判した。

 これに関し、石破派の古川禎久事務総長は31日、首相官邸を訪問。応対した西村康稔官房副長官の秘書官に抗議した。この後、古川氏は記者団に対し、「議会制民主主義を踏みにじるような行為で信じられない」などと語った。 

時事通信社
8/31(金) 19:41配信
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