ホッブスは、自然権を発見した。発明じゃ無く発見。
では自然権とは何か?

無人島の単独者の自由と権利を考えてみる。
船が難破し、無人島に1人たどり着いた。
人間営為は思・言・行の3つである。
この思言行のいずれにおいても彼は自由だ。
・カワイイあの娘をレイプする空想に耽っても。
・「みのもんたをぶっ殺す」と大声で叫んでも。
・動植物を取って食べても。
これは社会(=人々)から与えれた権利ではない。
自然から与えられし自由と権利だ。
これを自然権と呼ぶ。
そう、ホッブスの言う自然権とは自由権の事だ。

ロックは、所有権もまた自然権である事を発見した。
それどころか所有権こそが自然権の中心である事をも。
では所有権とは何か?
所有権とは、所有対象の使用・収益・処分の権利だ。
「所有権はシ・シ・シ」と覚える。
私が所有するペンを、
・使う。
・イラストを描きそれを売る。
・ペンを他人に与える、売る、折る、捨てる。
その権利だ。

しかしなんで所有権が自然権なのか。
所有権の起点を考えてみればわかる。所有権の起点、
それは自己身体所有権だからだ。
自己身体の自己所有、それは社会から与えられた権利
などではない。自然から与えられし権利、自然権だ。
自己身体所有権とはすなわち自己身体の使用・収益・処分
の権利の事。なんだ、それは自由権の別名に他ならない
ではないか。

そして所有する自己身体を使って石を拾い、それを一生
懸命磨いて磨製石器を作った時、その石器のもまた所有権
の対象となる。そうやって所有権の対象は延長されてゆく。

自然権の中心にある(自己身体)所有権。
そしてその延長としての所有権。

共産主義(コムーネ・イズム、共有財産・主義)は個々人の
所有権を大幅に制限する。その必至の帰結は何か。
自然権の中心にある自己身体所有権、すなわち自由権の
窒息死である。全ての共産国で起こった事だ。

日本共産党というキチガイたちの結社。
他国の共産党は共産主義と自由とを両立出来なかったが、
自分達にだけは出来ると思っている。

己を神と勘違いしたキチガイ達の結社、
それが日本共産党である。